1994.10.10発行

日本分析化学会関東支部
関 東 支 部 ニ ュ ー ス
No.5


□□□支部活動とあれこれ□□□

 役員の方々や周囲の方々のお陰で、今年度も無事半分を過ぎ、心配していた講習会も盛況裏に終了し、ほっとしていた次第である。だが待てよ、今日8月31日がこの原稿の締切日ではないか? 此頃は、あと何ヵ月か先の事だと安心していると、もうすぐそこと云う事で、少なからず皆様にご迷惑をお掛けする結果の連続である。
 さて、例年であれば、あとは地区講演会、中部支部との懇親見学会、新年懇親会、次年度の講習会企画、などがポイントである。
 ところが、今年は来年に控えた関東支部創立40周年の記念行事をどうするかと云う悩ましい間題がある。今のところ何も決まっていないと云うのが実体である。 準傭期間がなければできない企画も出てくることが予測されるため、急がねばならないと、プレッシャーを感じている。
 関東支部は会員の数が圧倒的に多い支部である。日本の中心、日本分析化学会の中心となっている支部である。一方、色々理由があるが、まとまりのない支部ともなりがちで、その力を充分発揮できずに損をしている様なところもある。
 先日も中国四国支部に講習会のお手伝いで伺ったところ、当日は支部の役員の方々が大勢見えており、意志の疎通の良さが窺われる場面にも出会い、羨ましく感じたものである。
本部で理事会のメンバーとなっておられる先生方も関東支部に所属しておられる方が約半数ある。支部の役割と本部の役割は違うのではあるが、意志の疎通を欠いては何かと力も弱くなると考え、過日会合をもった。 会員であることのメリットについて、もっとPR出来るものが必要であるとの意見で一致した。会員の方々がより魅力を感じる学会、支部にする方策を探る必要がある。また、会員の方々の交流がより図られなくてはならないであろう。
 40周年はその良い機会である。出席して良かったと考えて頂ける記念の1日を企画中である。奮って参加して頂きたい。
 さらに、皆さんが日本分析化学会、関東支部に対してこう云う協力ならできると云うことも知りたいと思っている。役割分担をして頂いてこそ、共に発展していく事ができるのではないかと考えている。
 分析化学と云う分野は常に時代をリードして来たが、一般には日頃その恩恵に与っていることに気付かずに済まされていると云う一面もある。産・学・官挙げて存在を主張する仲間を増やして行きたいものである。 時代を背負う若い会員の方たちが分析化学の将来を自分白身とどう重ねておいでか是非お聞かせ頂きたいものである。40周年を迎えるに当たり、こういったことも記念の企画として生かせたらと考える。

1994年度支部長都立大工・保母敏行


関東支部ニュース第5号 もくじ

支部活動とあれこれ
工場見学会のご案内
交 流
 第35回機器分析講習会実行委員の垣間見たこと
 「英国王立化学会Newman博士歓迎午餐会」に出席して
 会員拡充について
編集後記

トップ


工場見学会のご案内

恒例の工場見学会は、米どころ・酒どころの越湊で開催します。お誘い合わせの上、ご参如ください。

主 催 日本分析化学会中部支部・関東支部
期 日 11月11日(金)・12日(土)
見学先 水澤化学工業(株)中条工場[新潟県中条町水沢町1-1、電話:0254-43-3607]
アデランスエ芸(株)[新潟県申条町平根台2416、電話:0254-43-3330]
(株)クラレ中条工場[新潟県中条町倉敷町2-28、電話:0254-43-2521]
宿泊先 胎内パークホテル [新潟県北蒲原郡黒川村、電話:0254-48-3321]
集合場所 11月ユ1日(金)13時 JR白新線中条駅(時間厳守)[特急いなほ7号JR新潟発12:09 中条着12:39]
参加費 8,000円(当日お支払いください)
見学コース 11日(金)申条駅発(13:00)→水澤化学工業着(13:05)→水澤化学工業発(15:00)→アデランス工芸着(15:30)→アデランス工芸発(17:00)→胎内パークホテル着(17:30)→自由時間→懇親会(18:30)
12日(土)胎内パークホテル発(8:30)→クラレ着(9:00)→クラレ発(10:30)→市島酒造(希望者)→白新線新発田駅着(11:40)
[特急いなほ6号 JR中条発10:09 新潟着10:41; 特急白鳥 JR新発田発11:15 新潟着12:15]
懇親会 11月11日(金)18時30分より胎内パークホテルにおいて
申込方法 参加希望者は、氏名、運絡先、電話番号をご記入のうえ下記あてFAX又ははがきにて10月31日(月)までにお申し込みください。
申込先 〒141東京都品川区西五反田1-26-2五反田サンハイツ304号
社団法人日本分析化学会関東支部[電話:03-5487-2790,FAX:03-3490-3572]

目次に戻る


交  流

第35回機器分析講習会実行委員の垣間見たこと
 関東支部事業の一つに講義と実習を組み合わせた講習会がある。昭和33年より回を重ねてきた機器分析講習会。日本分析機器工業会の後援で行われてきた。 最近の開催では年に2つのコースが設けられているので、すでに行われた講習会の実施回数、受講者数はかなりの数となる。この講習会の特徴は、その時代の最先端の機器に直に触れながら、分野の第一人者に指導を受けられる点である。 受講者は企業の若い研究者・技術者が多く、本講習会が学会員の教育部門を担っていることを物語る。
 今回、実行委員会の一人として垣問見たことを緒介したい。まず、第35回機器分析講習会の企画に先駆けて、第34回機器分析講習会実行委員会と引継会が9月30日に開かれた。 第1コースにはICP、第2コースには高速液体クロマトグラフィーの講習が行われ、いずれも好評裡に終了したものである。しかしながら、いくばくかの反省点もでてくるし、さらには、分析化学会関東支部企画として一般会員や機器メーカーからの評判も気に掛かる。 はては講習会の企画や在り方だけに止まらず、今の分析化学の在るべき姿にまで話が及ぶ。企画立案に際しては、受講層の二一ズ、機器分析法の最近の動向、講師の依頼、機器支援の可能性、講習会場の確保の間題などが考慮される。 このとき検討した素案をもとに、11月5日、梅沢喜夫講習会実行委員長、井垣浩侑委員、宮村一夫委員及び楠が集まり、第1コースは高速液体クロマトグラフィー(まとめ役は東理大薬・中村 洋先生)、第2コースは有機組成分析(まとめ役は東大工・ 樋口精一郎先生)にすることを打ち合わせた。第1コースは中村委員が、これまでの豊富な経験と機動力で、講義・実習内容の決定、講師・指導員の依頼、機器メーカーへの支援依頼など一切を短時間の内にこなして下さった。 講習会会場は、都立大工・保母敏行先生の計らいで、同大学をお借りできた。一方、第2コースは樋口委員、井垣委員を中心にして、12月7日、テーマ内容・会期・会場の決定、講師侯補者などが検討され、1月28日、それらの詳細が決定された。 それにつけても、世の中不況の風が吹いているこの時期の新しいテーマ内容設定にあたって、井垣委員の『機器の自動化、多様化、高性能化などが進む中で、分析に携わるものがどうしても十分な判断カをもって当たるべきところは、 適切な前処理と複数の分析手法の併用による解析であるから、身近な有機物の試料を選び、前処理、成分への分離と分析の進め方を講義の主旨としては?』というご提言には説得力があった。 企業に身を置き、分析センター業務を日常的に管轄しておられる方ならではの言である。緒局、井垣委員には、講師の依頼、機器メーカーへの協カ依頼、さらには講義や実習内容の細かな打ち合わせに至るまで精力的にこなしていただくこととなった。 「ぶんせき」への記事作成、講習会会場の素形材センター開発研究所の下見などは宮村委員が担当された。いざ実習を行うとなると、水道、電気、排水、実験器具などの対処を行わねばならない。しかも今回は複数の機器分析を同時に行うわけであり、 電力容量等の間題は単純にはいかない。2月15日、実行委員会に、講師の方々、機器メーカーの方々にもお集まり願い、相互の打ち合わせ、借用機器や会場の確認をしていただいた。3月〜5月は各講師・指導員に実際に試料を扱っていただき、テキストの執筆を願った。 メーカーの方々には素形材センター開発研究所の実験室に実際に足を運んで、機器の配置等も検討していただいた。5月27日、事務局の田中さんより嬉しいFAXが入る。第1コース、第2コースとも受講申し込み状況が順調で定員に達したという。
 第1コースは6月22日(水)、都立大の緑に囲まれたモダンな建物のゆったりした講義室で初日が始まった。受講生には、製薬あるいは化学系の企業に所属する20代の若い方々に混じってかなりの経験を積んだ方もおり、男女比は3:2くらい。 講義のみを希望する方もいて、定員を上回る77名が熱心に受講した。23日(木)、24日(金)には工業化学科実験室において、受講生が4つの班に分かれて実習を行った。検出系の実習ではあらゆる検出方法を習得するためさらに4つのグループに分かれて6つの課題をこなした。 受講生も指導員も息をつく暇もない忙しさ。LC-MSでは、非常に熱心に覗き込む方もいれば眉間にしわが寄っている方もいるというように受講生の顔付きも様々。それでもアンケートによれば、約半数の受講生が難易の程度は普通と答えている。 受講生の感想としては、全体として良かったが、もう少しじっくりと実習をやりたい意向が強いように感じられた。
 第2コースは6月29日(水)〜7月1日(金)において、素形材センター開発研究所の講義室と3つの実験室を用いて行われた。遠隔地からみえた受講生は付設の宿泊施設を利用することもできた。化学系の企業に所属する20代後半から30代の受講生が多いが、 この場合でもベテランの顔も見える。受講生の感想は、前処理が非常に参考になり、総合的な解析法を概観できたと、総じて好評であった。もっと実習をやりたいという要望は、第1コースと同様に、寄せられた。
 本講習会の開催では、下記の講師の先生方、指導員の方、機器メーカー各社に絶大なご支援、ご協力を賜った。皆様に深謝申し上げます。また、保母関東支部長には、お役目と会場提供の立場から多大にご配慮をいただきましたことを申し添えます。
 〈第1コース〉東理大薬・中村 洋、千葉大工・渋川雅美、北里大医・西川 隆、慶応大医・星野忠夫、北里大薬・二村典行、横浜国大・土屋正彦、(株)島津製作所・秋山 修、東亜電波工業(株)・後藤良三、東ソー(株)・石川 治、日本ダイオネクス(株)・中村俊英、 日本分光(株)・日比清勝、(株)日立制作所・高橋秀夫、横河アナリティカルシステムズ(株)・中村保秀  (敬称略)
 く第2コ一ス>(株)東レリサーチセンター・井垣浩侑、大蔵省関税中央分析所・佐藤宗衛、横河アナリティカルシステムズ(株)・代島茂樹、(株)資生堂・難波隆二郎、東大工・樋口精一郎、(株)島津製作所・秋山 修、日本電子(株)・大木貞嗣、日本分析工業(株)・大栗直樹、(株)日立製作所・時永大三、横河アナリティカルシステムズ(株)・長谷部 潔  (敬称略)

東京薬大・楠 文代

目次に戻る


「英国王立化学会Newman博士歓迎午餐会」に出席して
 4月2日、日本分析化学会関東支部主催により、英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry)の分析化学部長Newman博士を囲む午餐会が催され、その席上博士が"The State of Analytical Chemistry in Great Britain"と題して、 テーブルスピーチをなさいましたので、その概要を報告致します。なお、Newman博士の来日目的は藤永太一郎京部大学名誉教授にRobert Boyle Gold Medalを授与なさるためですが、これに関しては“ぶんせき”1月号に詳しく述べられています。
 英国においては、分析化学会の歴史は1874年のSociety for Public Analystの誕生に始まりますが、この2〜3年の問に分析化学を取りまく状況が大きく変わろうとしています。その一つは敦育システムの変更により、ポリテクニックが大学に変わったことです。 従来ポリテクニックは地方の行政府により運営されており、地元企業と密接な関係を持っていた訳ですが、これらの企業群は強力な分析化学部門を有していたため、ポリテクニック自体も優秀な分析化学部門を特っていました。 したがって、これらが大学になったことは英国王立化学協会における分析化学部門の拡充・強化や社会的地位の向上につながりました。もう一つは、分析化学だけでなく、全ての学間領域が影響を受けているものですが、 ヨーロッパ統合による域内の自由化が進められていることです。大学教育でも、まだまだ一股的ではありませんが、例えば英国の大学で1年目を、ドイツで2年目を、フランスで3年目を、再び英国で4年目を過ごすこともあり得るわけで、 しかも各国の教育制度が異なる訳ですから、大学相互のクオリフィケーション(資格認定)が重要になってきます。分析化学でも、どの大学でどういう授業を受け何の単位を取得したかが間われますし、それを資格として認定するためには、 当然専門化され(例えば熱分析とか質量分析等々)体系立てられた学問体系や授業形態が要求されることになるでしょう。(国際化といわれながら、日本の大学ではこういうことは殆ど議諭されていないのではないでしょうか)
 大学の化学の授業では25%が分析化学に割かれているとのことですが、4年間では十分な教育ができないためマスターコースに進む学生が増えています。また、大学で2年間学んだ後、企業の分析化学部門で1-2年実習し、 再び大学に戻るといったSandwitch degreeの制度もあります。社会人の再教育も大学のサマースクール等により行われていますが、参加者の半数は分析化学に関運するコースをとるとのことです。現在、ISO9000といった国際規格とも絡んで、 分析機関や分析従事者の登録制度が検討されています。例えば、食品中の有害物質の量が各国の分析機関毎に異なっていては自由貿易は成り立ちませんから、有資格分析機関の認定や分析法の標準化が重要な課題となっている訳です。 英国では、有資格分析従事者でいるためには大学の社会人教育コースに出席することが必要とのことです。
 Newman博士への返礼として、関東支部を代表して合志博士から、日本分析化学会の現状と将来構想に関して、会員数が若干ではあるが滅少していること、またこの事態を打開するため日本分析化学会は非常な危機感を持って、 分析化学のアイデンティティーを模索していること等のお話がありました。
 お二人のお話に対して、日本の出席者からぽ、英国における分析化学者の社会的地位、化学会内での地位について質間が集中しました。Newman博士からは先に述べたように、その社会的地位が以前より向上しているとのお答がありましたが、 私は個人的には「従来の英国における分析化学の地位があまりにも低かったのが改善され、日本並に近づいてきたのであり、他の分野に対して優位に立っているのではない」という印象を受けました。また、お話を伺いながら、最近は「若手の会」等の活躍もあり、 日本分析化学会も徐々に活発になってきてはいるが、未来の分析化学を背負って立つ優秀な人材を魅了するだけの授業内容を「年寄りの会」いや失礼、「若年寄の会」有志の方々で真剣に検討して頂いても良いのではないかと感じた次第です。

資源環境技術総総合研究所・田尾博明

目次に戻る


会員拡充について
 会員拡充は、学会をあげての重要な取組ですが、関東支部においても、支部長の保母先生をはじめ、これまで以上に積極的に取り組もうと、いうことで、今年度より、会員拡充小委員会を設け、その中で具体的な施策を提案していこうということになりました。 小生も微力ながらその小委員会のメンバとさせていただきました。小委員会のメンバは保母先生を委員長に、副支部長の長谷川先生、小林、田辺、谷、角田、大和常任幹事の先生方、それに小生の8名です。
 第一回目の会合は先日の7月19日に行われました。最初に、保母先生から経過説明があり、その後自由討論が行われ、各委員より闊達な意見がだされました。主な意見は次の通りです。
 ・関連学会との年会の共催。
 ・部会制にする(分析化学では漠然としている)
 ・役員に企業人が少ない(会員の比率に比べ)。民間のアクティブな人を役員にし、会員拡充をしていただく。
 ・会員であるメリットが少ない。学会誌を魅力的に
 ・なぜ会員を増やす必要があるのか疑間があった。
 ・企業の会員と公学の会員とでは学会を見る目が違う。
 ・退会者が多いので継続するような学会誌を作る。
 今回の討諭で、具体的な案までにまとめことはできませんでしたが、あと数回の討論を行い、関東支部の意見をまとめあげ、理事会に提案していくことになりました。
 小生もぶんせきの編集委員時代に会員拡充の一環として、アンケートを出し、学会員各位から広く意見を求める仕事をさぜていただいたことがあります。それ以来、一学会員として思っていることがありますので、それを紹介させていただきます。
 まず第一点は、分析を必要とする分野は非常に広範囲であるということです。材料開発、材料研究、品質管理、環境管理など分析を必要としている領域はかなり広い。すなわち、分析に直接的、間接的に係わっている研究者、技術者の数はかなり多いと思われます。 間題は、その中のどの位の割合で本学会に入会しているかです。その割合は分野でかなり異なっている。私が関与している電子材料の分野では、さほど多くはない(あくまでも感触ですが)と思われます。入会率の低い分野を重点的に勧誘に努める、 その分野の人々に魅力のある学会とする、といったことも必要かなと感じております。
 第二点は、分析化学という学問領域が包含する分野が拡大してきているのではないか、ということです。特に、最近の分析機器の発達は、今まで不可能であった分析、評価を次々と可能にさせてきました。おそらく、分析化学会発足当時には無かった分析方法は 多々あると思います。それに伴い、分析化学のイメージもかなり変わってきているのではないかと思います。今、“分析化学なのか分析科学なのか”という議論があります。事実、表面分析や局所分析では、“化学的”というよりは“物理的”という意見があります。 その是非論はともかく、広義の分析は、化学、物理そしてそれらの境界領域に広がりつつあることは事実です。日本分析化学会が、この拡張していく部分を包含した学会を目指すのか、新しい分野は、新しい学会(例えば表面分析は表面科学会のように〉に任せるのか、 その選択によって会員拡充の意昧が大きく違ってくると思います。
 第三点は、複数の学会に加入している研究者がかなり多いことです。個人にとってみると、学会加入は最少必要限に留めたいという希望があります。にもかかわらず、多くの学会に加入しているのは、一つの学会では不十分であるとの裏返しです。先日、 日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会の第79回研究会が開かれ、その中で“今後の141委員会に期待する”というテーマ名の特別セッションが開かれました。その中での代表的な意見に「関連する学会が多すぎるのではないか、 その半面自分のテーマにフィットした学会が少ない。我々が議論したいテーマで、実りのある討論ができる学会はないものだろうか」がありました。小生個人の見解としては、分析方法全体を包含する学会としての役割が日本分析化学会にあると思っています。 第二点目で述べましたが、確実に分析化学という学間領域が包含する分野は拡大してきていると思っています。この拡大していく部分を積極的に強化していく役割があると思います。
 いろいろ取り留めもない話を書いてまいりましたが、こういった意見を会員拡充小委貝会の中で発言していき、微力ながら会員拡充に貢献できれば幸いと考えております。

NTT境界領域研究所・黒沢 賢

目次に戻る


編集後記

 関東支部ニュース、No.5を発行する運びとなりました。今回の内容は支部活動を紹介する記事を主として、編集委員から各御担当の先生にお願いし、お忙しい中を書いていただきました。各執筆者の先生方には厚く御礼申し上げます。 今後、支部の意見交流の場として、また各大学・企業等の近況紹介の場として本ニュースを利用していただきたく、支部会員の自由投稿を歓迎いたします。また、先輩諸先生の御意見・御感想も歓迎いたします。みなさんでニュースを盛り上げて下さい。
 お間い含わせは関東支部事務局(03-5487-2790)及び下記の編集委員まで、原稿送付は川久保までお願い致します。原稿に特にスタイルはありまぜん。フロッピー原稿は大歓迎です。[NEC PC9801VX対応、"一太郎"、ver.3, 4(ver.2他はTEXTファイル); マッキントッシュCentris 650対応、"EGWord", ver.5]

編集委員 川久保 進(山梨大)・康 智三(東海大)・杉谷嘉則(神奈川大〉・田尾博明(資源環境技術総研)・松本和子(早稲田大)(アイウエオ順)

目次に戻る


トップ