-現場技術者の分析技術の基礎習得へ向けて-
近年,多くの分野で分析化学の技術が使用され,また,その信頼性も重要視されています。分析化学の基礎技術及び使用する機器等の信頼性の確保ができて,初めて出力された分析値に信頼性が生じます。本セミナーは無機分析に関連した講義を中心としていますが,分析化学の基礎を習得するうえで是非とも知っておくべき内容を多く含み,大学の授業では教えていないようなノウハウや実務に役立つことを講義しますので,無機分析・有機分析を問わず受講されることをお勧めします。また,代表的な3つの無機分析法について「いまさら聞けない機器分析」として,具体的な基本事項を解説いたします。分析技術の基礎を学びたい方,もう一度学び直したい方は,この機会に奮ってご参加ください。今般,コロナ禍において感染防止を確保するため,オンラインでのセミナーとして開催いたしますので,コンピュータ,スマートフォンあるいはタブレット等の環境が整っていれば自宅あるいは勤務先から長距離移動を気にせずに参加いただけます。関心のある方は是非ご参加ください。
主催 (公社)日本分析化学会 関東支部
期日 2022年11月30日(水)・12月1日(木)
Web ソフト Zoom
対象者 現場で分析実務を担当している技術者及び「分析化学の基礎」を習得しようとする者で2日間全講義を受講できる方
目的 分析技術の基礎的技術の習得と向上に向けての教育
受講申込締切 第1次申込締切日:11月14日(月)までに申込及び受講料の振込完了
第2次申込締切日:11月25日(金)までに申込及び受講料の振込完了
募集定員 80名(先着順)
【講習内容】
第1日{11月30日(水)13時00分~17時10分}
0.13:00~13:10 開会のあいさつ (実行事務局)関東支部長
1.13:10~13:50 分析化学を学ぶ-信頼性確保に向けて- (産業技術総合研究所)津越 敬寿
2.14:00~15:00 汚染の原因とその管理 (産業技術総合研究所)米谷 明
3.15:10~16:00 酸やアルカリ試薬による金属と無機化合物の溶かし方(Yoshikawa Sci. Lab)吉川裕泰
4.16:10~16:50 マイクロ波を利用する加圧分解法 (イアス)一之瀬達也
16:50~17:10 質疑応答
第2日{12月1日(木)9時40分~17時25分}
5.9:40~10:50 分析値の提示と分析値の意味 (明星大学)上本道久
6.11:00~11:50 ピペットおよび電子天びんの使い方と検量線の作成方法 (島津総合サービス) 宮下文秀
7.12:50~13:35 ろ過-ろ材の選び方とその使い方- (宇都宮大学)上原伸夫
8.13:45~14:35 標準液の役割と取り扱い上の注意 (化学物質評価研究機構)上野博子
9.14:45~15:25 「いまさら聞けない機器分析」その 1 原子吸光分析 (日立ハイテクサイエンス)白崎俊浩
10.15:35~16:15 「いまさら聞けない機器分析」その 2 ICP 発光分光分析 (元島津製作所)舛田哲也
11.16:25~17:05 「いまさら聞けない機器分析」その 3 ICP 質量分析 (パーキンエルマージャパン)敷野 修
17:05~17:25 質疑応答
※17時25分終了予定。講習時間及び講義順は,変更する場合があります。
受講料
日本分析化学会会員(個人・団体会員)22,000 円,会員外 33,000 円(税込み) ※団体会員の特別・公益会員は 1 名のみ会員扱いとします。維持会員の事業所は複数名受講でも会員扱い とします。
受講証の発行
受講者には「分析化学基礎セミナー(無機分析編)」を受講した証として,受講証を発行します。なお,受講証はセミナー終了後に郵送いたします。
申込
https://forms.gle/2cgiGikAe6tTxfWSA
送金先
受講申込後,下記の指定口座に受講料をお振り込みください。振込手数料は貴方でご負担ください。なお,受講料の返金はいたしませんのであらかじめご了承ください。
みずほ銀行(0001) 五反田支店(120)
普通 1651108
公益社団法人日本分析化学会(シヤ)ニホンブンセキカガクカイ)
テキストの送付時期
第1次締切日までに申込、送金が完了された方には11月22日前後までにテキストを送付いたします。
第1次締切日以降、第2次締切日までに申込及び受講料の振込が完了された方には、できるだけ早急にテキスト送付いたしますが、当日に受領できない可能性があることをご了承ください。
ZoomのURLを前日までに受領できていない場合は、お問い合わせ下さい。
問い合せ先:kanto★jsac.or.jp