支部表彰

2023年1月13日から新しい支部表彰規定が施行されました。

詳しくはこちらをご参照ください。

2022年度関東支部「新世紀賞」・「新世紀新人賞」候補者募集

関東支部では2000年より新世紀賞および新世紀新人賞を設け,表彰を行っています。適当な候補者がおられましたら,ご推薦の程お願いいたします。

新世紀賞資格
①原則として,2022年4月1日現在で満39 歳以上54 歳以下の者で関東支部所属の正会員.ただし,上限年齢を超えても受け付ける場合がある*.②研究業績は,本会論文誌又はその他の論文誌に公表されたものを含まなければならない.③受賞の基礎となる研究業績が共同研究の場合は,主たる研究者について適用する.④候補者となるべきものは会員の推薦によるものとする(自薦を含む).
* 上限年齢は,研究職からの異動,産休・育休,また長期療養などのライフステージを考慮する.

新世紀新人賞資格
①2022年4月1日現在で満38 歳以下の関東支部所属の正会員又は学生会員.②研究業績は,本会論文誌又はその他の論文誌に公表されたものを含まなければならない.③受賞の基礎となる研究業績が共同研究の場合は,主たる研究者について適用する.④候補者となるべきものは会員の推薦によるものとする(自薦を含む).⑤ただし,日本分析化学会奨励賞受賞者は除く.

提出書類

新世紀賞

①推薦書[関東支部HP( https://kanto.jsac.jp/award/ )よりダウンロード],②推薦理由書[A4 判を縦(1 行45 字×40 行)に使用し,本文及び文献リスト(主要論文等)を合わせて3ページ以内で作成すること],③添付資料[特に重要な論文の別刷,その他審査の参考となる資料]

推薦書書式はこちら

新世紀新人 

①推薦書[関東支部HP(同上)よりダウンロード],②推薦理由書[A4 判を縦(1 行45 字×40 行)に使用し,本文及び文献リスト(主要論文等)を合わせて3 ページ以内で作成すること],③添付資料[特に重要な論文・特許等の写し,3 編以内]

推薦書書式はこちら

 

提出方法 

上記書類を電子ファイルとし、推薦者より書類提出先記載のE-mail アドレス宛送信(cc:候補者)のこと.(ただし自薦の場合は候補者より送信.いずれも押印不要.)①、②についてはそれぞれ1件のファイルとすること.③については複数のファイル送付も可とするが、必要最小限とすること.(いずれもPDF ファイルを推奨.)なお,事務局にてメールおよびファイルを受信後,受領通知が送信されるので,確認の上、受領通知のメールは保管のこと.送信後1 週間以内に受理通知が届かない場合は書類提出先アドレスに必ず問い合わせのこと.

締切日 2022年10月31日(月)必着

書類提出先 日本分析化学会関東支部事務局  E-mail: kanto@jsac.or.jp

 

これまでの新世紀賞・新世紀新人賞の受賞者

2022年度新世紀賞
新潟薬科大学薬学部 中川 沙織 氏
「コレステロール合成・吸収・代謝物の定量法の開発とその臨床応用」
科学警察研究所 吉川 ひとみ 氏
「植物DNA解析の犯罪捜査への応用に関する研究」
2022年度新世紀新人賞
産業技術総合研究所 南木 創 氏
「界面・薄膜の精密制御による分子センサデバイスの開発」
筑波大学数理物質系 宮川 晃尚 氏
「超音波- 重力複合場中のマイクロ粒子挙動に基づく計測法」

2021年度新世紀賞
日本原子力研究開発機構 島田 亜佐子 氏
「放射性廃棄物に含まれる難測定核種の分析方法開発」
東邦大学理学部 森田 耕太郎 氏
「表界面を分析反応場としたイオンおよび生体関連物質の検出に関する研究」
2021年度新世紀新人賞
東京都立産業技術研究センター 小汲 佳祐 氏
「大気中光電子収量分光分析による有機薄膜半導体のエネルギー準位測定」

2020年度新世紀賞
東京工業大学理学院 福原 学 氏
「機能性化学センサーを用いるシグナル増幅センシング」
株式会社 パーキンエルマージャパン 古川 真 氏
「ICP-MSによる放射性ストロンチウム迅速分析法の開発と実用化」
2020年度新世紀新人賞
該当者なし

2019年度新世紀賞
該当者なし
2019年度新世紀新人賞
産業技術総合研究所 中村 圭介 氏
「表面気泡変調液体クロマトグラフィーの開発と水/疎水性物質界面における物質分離機構解明への応用」
物質・材料研究機構 山本 翔太 氏
「ナノ粒子複合体を用いたシグナル伝達の選択性および活性化の制御法の開発」

2018年度新世紀賞
東京大学大学院総合文化研究科 豊田 太郎 氏
「細胞模倣反応場としてのジャイアントベシクルの分析化学的研究」
慶應義塾大学薬学部  長瀬 健一 氏
「再生医療・バイオ創薬のための高機能分離技術の開発」
2018年度新世紀新人賞
日本原子力研究開発機構 岡村 浩之 氏
「優れた抽出特性の構築を目指したイオン液体による抽出分離分析に関する研究」
理化学研究所開拓研究本部 土戸 優志 氏
「分子認識プローブの会合状態変化を利用した分子認識法の開発」

2017年度新世紀賞
東京薬科大薬学部  東海林 敦 氏
「生体関連物質の新規バイオメディカル分析法」
東京薬科大薬学部  小谷 明 氏
「酸・塩基性物質の電気化学検出とその実用分析法の開発」
2017年度新世紀新人賞
東京理科大学 上村 真生 氏
「生体内深部を観察する近赤外光バイオイメージング法の開発」

2016年度新世紀賞
産業技術総合研究所  大畑 昌輝 氏
「ICP-MSを用いた気体試料の直接多元素分析法の開発に関する研究」
理化学研究所 宝田 徹 氏
「DNA融合ナノ材料を用いた遺伝子診断法の開発」
2016年度新世紀新人賞
星薬科大薬学部 岩崎 雄介 氏
「酸化および窒素化ストレス状態を把握するバイオマーカーに関する研究」
東京大学生産技術研究所 南 豪 氏
「超分子分析化学に立脚したセンサデバイス・チップの創製」

2015年度新世紀賞
日本原子力研究開発機構 浅井 志保 氏
「効率的な放射性核種分析のための化学分離法および測定法に関する研究」
産業技術総合研究所 朝海 敏昭 氏
「電気化学的手法を利用する認証標準物質の開発と国際計量標準化への貢献」
2015年度新世紀新人賞
東京理科大学理学部 阿部 善也 氏
「非破壊X線分析による文化財および環境試料の起源情報の解読」

2014年度新世紀賞
産業技術総合研究所 加藤 大 氏
「高性能ナノカーボン薄膜電極の開発と生体成分検出への応用」
東京電機大学 保倉 明子 氏
「放射光X線を用いる植物の元素イメージングと有害元素の動態解明」
2014年度新世紀新人賞
山梨大学工学部 植田 郁生 氏
「針型試料前処理デバイスを用いる揮発性有機化合物の高感度分析」
慶応義塾大学薬学部 蛭田 勇樹 氏
「病態細胞の可視化を目指した新規環境応答性蛍光ポリマープローブの開発」

2013年度新世紀賞
TDK 大石 昌弘 氏
「電子部品におけるレーザーアブレーションICP-MS分析法に関する研究」
産業技術総合研究所 栗田 僚二 氏
「極微量生体分子の迅速分析法の提案とそのデバイス化」
2013年度新世紀新人賞
東京大学大学院総合文化研究 冨田 峻介 氏
「ポリイオン複合体ライブラリを用いるパターン識別型センターアレイの構築」
産業技術総合研究所 半田 友衣子 氏
「アイスクロマトグラフィー. 方法論の開発とそれを用いた氷のキャラクタリゼーション」

2012年度新世紀賞
長岡技術科学大学環境建設系 高橋 由紀子 氏
「高感度ナノ薄膜試験紙の開発」
環境調査研修所 藤森 英治 氏
「プラズマ分光法を用いる焼却灰試料の多元素キャラクタリゼーション」

2011年度新世紀賞
日本女子大学理学部 佐藤 香枝 氏
「バイオコンジュゲートによる分析法の開発」
(株)東芝 竹中 みゆき 氏
「電気電子材料における超微量分析に関する研究」

2010年度新世紀賞 (東北関東大震災のため、懇話会、記念講演会、および授賞式は中止)
日本原子力研究開発機構 江坂 文孝 氏
「環境試料中の個々の微粒子に注目した同位体比分析法に関する研究」
東京工業大学大学院理工学研究科 原田 誠 氏
「種々の環境下におけるイオンの局所構造と機能の解析」

2009年度新世紀賞(2010 年 3月19 日支部懇話会にて受賞)
山梨大学大学院医学工学総合研究部 鈴木 保任 氏
「可搬型分析装置の開発と環境試料のオンサイト分析への展開」
日本大学生産工学部 中釜 達朗 氏
「クロマトグラフィーの高機能化のための要素技術に関する研究」

2008年度新世紀賞(2009 年 1月受賞)
(独) 産業技術総合研究所 津越 敬寿 氏
「発生気体分析 - 質量分析 (EGA-MS) の高度化に関する研究」
(株) 太平洋コンサルタント 野口 康成 氏
「セメント分析の自動化と高度化に関する研究」

2007年度新世紀賞(2008 年 1月受賞)
(独) 日本原子力研究開発機構 佐々木 祐二 氏
「ジグリコールアミドの開発とその溶媒抽出分離への応用に関する研究」
(独) 産業技術総合研究所 鎗田 孝 氏
「超臨界流体及び超高温水を利用した分離分析技術の高性能化とその応用」

2006年度新世紀賞(2007 年 1月受賞)
東京薬科大薬学部 田代 櫻子 氏
「核磁気共鳴法によるタンパク質の機能解析」
新日本製鐡(株) 西藤 将之 氏
「製鉄工業におけるガス成分分析法の開発に関する研究」

2005年度新世紀賞(2006 年 1月受賞)
東京海洋大学 田中 美穂 氏
「質量分析計を用いたシリカの溶存化学種に関する基礎的研究」
首都大学 藤野 竜也 氏
「フェムト秒時間分解蛍光アップコンバージョン顕微鏡の開発研究」

2004年度新世紀賞(2005 年 1月受賞)
(株) 日産アーク 野呂 純二 氏
「溶媒抽出法およびイオン交換法による金属イオンの分離とその応用」
東京薬科大学薬学部 袴田 秀樹 氏
「動脈硬化病変形成過程の分析のための細胞培養法の開発とその応用」

2003年度新世紀賞(2004 年 1 月受賞)
神奈川大学 西本 右子 氏
「環境と生体に適応した機能水の評価法の確立」
三菱マテリアル(株) 林部 豊 氏
「非鉄精錬工程管理分析における金属元素の高感度・高精度・高速定量法に関する研究」

2002年度新世紀賞(2003 年 1 月受賞)
産業総合研究所 高津 章子 氏
「生体微量成分の高精度分析法およびin-situ分析法の開発に関する研究」
NTTマイクロシステムインテグレーション研究所 陳 子林 氏
「キラルモノリスカラムの開発及び新規キラルキャピラリー電気泳動分離分析」

2001年度新世紀賞(2002 年 1 月受賞)
宇都宮大学 上原 伸夫 氏
「固定相シラノール基の能動的機能を利用するHPLCの高性能化」
共立薬科大学 金澤 秀子 氏
「温度応答性クロマトグラフィーの開発」

2000年度新世紀賞(2001 年 1 月受賞)
NTTアドバンステクノロジ㈱ 東 康弘 氏
「レーザイオン化中性粒子質量分析法の開発および半導体材料分析への応用」
東京都立大学大学院工学研究科助手 林 金明 氏
「生体成分の分離分析に要する新しい分子認識法と化学発光検出法の開発」