主催 (公社)日本分析化学会関東支部
共催 (公社)日本化学会,日本薬学会、日本食品衛生学会、日本環境化学会
協賛 (公社)日本農芸化学会
共催 (公社)日本化学会,日本薬学会、日本食品衛生学会、日本環境化学会
協賛 (公社)日本農芸化学会
期日 2018 年7月25日(水)~ 7月27日(金)
会場 慶應義塾大学 薬学部 〔東京都港区芝公園1-5-30,電話:03-3434-6241〕
交通:○浜松町駅(JR山手線・京浜東北線)下車、徒歩10分 ○御成門駅(都営地下鉄三田線)下車、徒歩 2分○大門駅(都営地下鉄大江戸線)下車、 徒歩 6分
アクセスマップ: http://www.keio.ac.jp/ja/access/shiba.html
交通:○浜松町駅(JR山手線・京浜東北線)下車、徒歩10分 ○御成門駅(都営地下鉄三田線)下車、徒歩 2分○大門駅(都営地下鉄大江戸線)下車、 徒歩 6分
アクセスマップ: http://www.keio.ac.jp/ja/access/shiba.html
講習内容
HPLCとLC/MSの基礎について講習します。分離,検出の基礎,移動相調製,前処理などに関する講義,実習を行ないます。初級者の方はHPLCとLC/MS操作に必要な基礎知識を全般的に得るための機会としてご利用ください。中級者の方は弱点の補強または知識の整理にご利用ください。講義,実習ともに講師陣は装置,カラム,試薬の各メーカーの「液体クロマトグラフィー分析士初段」または「LC/MS分析士初段」以上を有するベテラン技術者が中心の,わかりやすい講習です。日々の作業に必要な実践的な知識が身につきます。受講した翌日からの業務,研究が必ず改善されるような内容ですので,是非,ご参加ください。最新の情報や動向、トピックスについてもご紹介いたします。
本年は講義、実習の両方を受講され、「液体クロマトグラフィー分析士初段」或いは「LC/MS分析士初段」のいずれかの資格を希望される方(第1日目にお伺いいたします)には、本講習会にて支部試験を実施します。合格者には「液体クロマトグラフィー分析士初段」或いは「LC/MS分析士初段」のいずれかの筆記試験免除(規定の受験料は別途かかります)のご案内をいたします。
「液体クロマトグラフィー分析士」と「LC/MS分析士」は日本分析化学会が認証した資格で,それぞれ液体クロマトグラフィーとLC/MSの理解・技量に応じて段位を認証する制度です。2012年11月には分析士の知識・技量の向上,並びに我が国の分析界の発展に貢献することを目的として「分析士会」も発足し,その社会的・学術的価値はますます高まりつつあり,経歴としても認知されています。是非この認証資格取得を講習会の受講とあわせご検討ください。なお、詳細は開催当日お尋ねください。
プログラム
第1日<講義> 9時30分~17時55分 (18時から技術情報交換会) 第2日<実習> 9時30分~16時30分 <支部試験> 16時30分~17時 第3日<実習> 9時30分~16時30分 <総合討論> 16時30分~17時30分 第1日<講義> 9:30~ 9:40 オーガナイザーガイダンス (東京理科大学)中村 洋 9:45~10:45 講義1. HPLC・LC/MSの基礎と理論 (東京理科大学)中村 洋 10:50~11:50 講義2. HPLCとLC/MSにおける分離 (アジレント・テクノロジー㈱)熊谷浩樹 11:55~12:55 昼食(60分) 13:00~14:00 講義3. HPLCとLC/MSにおける検出 (株)島津総合サービス リサーチセンター) 三上博久 14:05~14:55 講義4. HPLCとLC/MSにおける前処理 (日本ウォーターズ㈱)佐々木俊哉 14:55~15:05 休憩 15:05~15:55 講義5. HPLCとLC/MS分析に用いる試薬・溶媒 (富士フイルム和光純薬㈱)昆 亮輔 16:00~17:00 講義6. LC/MSの基礎 (東京大学大学院工学系研究科) 谷川建一 17:05~17:55 講義7. HPLCとLC/MSにおけるトラブルシューティング (Restek 日本支社)渡邉一夫 18:00~20:00 情報交換会 第2日・第3日<実習> (1) 実習時間 ①9:30~12:30 実習 ②12:30~13:30 昼食 ③13:30~16:30 実習 (2日目は16:30~17:00支部試験「液体クロマトグラフィー分析士」或いは「LC/MS分析士」、 3日目は16:30~17:30総合討論) (2) 実習内容及び講師・指導員 実習1. LC/MSの使い方 (アジレント・テクノロジー㈱)滝埜昌彦,田中誠也 タンデム四重極質量分析計を用いたLC/MS/MSシステムは、通常のマススペクトルの測定に加え、 プロダクトイオンスペクトルやプリカーサーイオンスペクトルの測定が可能です。 近年では、特にSRMモードを用いた選択性の高い高感度分析が可能であり、 様々な試料中の微量成分の定量分析に使用されています。 本実習では、農薬の一斉分析を例にとり、測定条件の最適化方法、 SRM法を用いた定量分析法および食品中残留農薬分析における注意点について学んで頂きます。 実習 2-1. 検出器の使い方: フォトダイオードアレイ検出器 (㈱島津製作所)丹羽宏之 フォトダイオードアレイ検出器(PDA検出器)を用いると、一度の分析でUVスペクトル情報を取り込むことができます。 したがって、通常の時間-吸光度の二次元データに加えて波長軸を含む三次元データを取り扱うことができ、 分析後に様々な解析が可能となります。 本実習では、着色料(食品添加物)の分析を例にとり、 フォトダイオードアレイ検出器の基本操作と機能(ピーク純度の検定、スペクトルによるピーク同定など)について、 実際の分析データを基にして学んで頂きます。 又、PDA検出器の能力を更に高める最新のピーク解析技術についてもご紹介します。 実習 2-2. 検出器の使い方: 蛍光検出器 (日本分光㈱)岩谷敬仁,佐藤泰世 蛍光物質を高感度かつ選択的に検出する蛍光検出器は、 HPLCにおける微量成分の高感度検出や蛍光誘導体化した成分の測定などに多く使用されています。 実習では、実際に蛍光検出器付HPLCシステムを作動させて、蛍光物質を測定しながら、 蛍光検出器の原理と特長、励起および蛍光波長の設定、波長のタイムプログラムの使用方法、 測定時における留意点を学んで頂きます。 実習 3. カラム分離とデータ解析 (㈱日立ハイテクサイエンス)清水克敏 使用頻度が多い逆相系のカラムを用い、目的成分が分離する移動相条件を検討します。 移動相条件が分離・保持時間に影響を与えること、最適条件を設定するためのポイントを学びます。 取得したクロマトグラムを使用し、ベースライン補正方法と定量の実際、 カラムの性能評価を実習して頂きます。 実習 4. 前処理(固相抽出~オフラインからオンラインまで) (日本ウォーターズ㈱)佐々木俊哉,松本真理子 LC/MS/MSなど分析装置の感度と選択性の向上が目覚ましい今日においても 信頼性の高い分析を行うためにはサンプル前処理が必要な場合が少なくありません。 特に医薬品バイオアナリシス、食品分析、環境分析など複雑なサンプルマトリクス中の 微量成分を分析する場合はサンプル前処理が成功の鍵となります。 本実習では幅広く使用されている固相抽出について色素サンプルを使用し 受講者全員に前処理を体験して頂きます。 また、カラムスイッチング技術を使用したオンライン固相抽出法についても紹介します。 〈実習協力〉 アジレント・テクノロジー㈱, ㈱島津製作所, 日本ウォーターズ㈱, 日本分光㈱, ㈱日立ハイテクサイエンス 受講料(税込み。昼食および情報交換会は無料にて提供) 会員(協賛学会会員を含む。)50,000円,会員外 70,000円。 講義のみ:会員25,000円,会員外35,000円。 参加費の払い戻しは致しませんので,あらかじめご了承ください。 なお、有機溶媒を使用しますので、安全めがねを各自お持ちください。 実習用の白衣はなくても結構です。 実習3では、計算機(スマホ等でも可)を使用しますので、各自ご持参ください。 なお、実習に当たりましては,十分な安全対策をとっておりますが, 講習会への行き帰り及び講習・実習中の事故等につきましては, 免責とさせて頂きます。恐れ入りますが,必要と思われる方は ご自身での保険加入をお願いいたします。 募集人員 40名,講義のみも可(定員になりしだい締め切ります。) 第1日の情報交換会には、原則として受講者全員にご参加頂きます (参加できない場合には、あらかじめご連絡ください。)名刺をご持参ください。 参加者の特典 参加者には「液クロ虎の巻シリーズ」 (「龍の巻」「虎の巻」「彪の巻」「犬の巻」「文の巻」)、 「液クロを上手につかうコツ」、「ちょっと詳しい液クロのコツ」(「前処理編」「検出編」) の8冊のなかからご希望のものを1冊贈呈します。 また,仕事上の問題点につき可能な限り質問にお答え致しますが, 時間の制約もありますので質問事項につきましては, 予めEメール(suzuki@shimadzu.co.jp) にてお寄せくだされば幸いです。 なお,質問事項への回答は3日目の総合討論会のなかで行います。 支部試験 講習会参加者は、2日目の実習後、講習会会場で筆記試験を受験できます。 2B以上の鉛筆をご持参ください。合格者には筆記試験免除 (規定の受験料は別途かかります)のご案内をいたします。 筆記試験のみで実技試験はありません。 詳細は開催当日お尋ねください。 申し込み方法 近日、申し込み用 mail address を掲載します。 下記の申し込み内容をメール本文に入力して申し込み用 mail address 宛てに送信してください。 申込締切 7月10日(火曜日) 問合せ先 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304号 (公社) 日本分析化学会 関東支部〔電話:03-3490-3352,HP: http://kanto.jsac.jp/〕 ---------------- 申し込み内容 ------------------------- 件名 : 第59回機器分析講習会 第2コース申し込み お名前 : ふりがな : Eメールアドレス : 電話番号 : 連絡先 : (請求書とご案内の送付など主催者よりご連絡を差し上げる際のご希望の連絡先をご記入ください。) ご勤務先(会社名をご記入ください)または学校名 : ご勤務先部署名 : ご希望の連絡先 : 連絡先郵便番号 : 連絡先住所 : 参加区分(下記の中から該当するものを一つ残して他は削除してご送信ください。) 講義及び実習 or 講義のみ 会員情報(下記の中から該当するものを一つ残して他は削除してご送信ください。) 日本分析化学会の会員である 日本化学会の会員である いずれの会員でもない 会員情報・参加区分に対応する受講料(テキスト代,昼食代を含む) 講義及び実習 会員(共催学会会員を含む)50,000円 会員外 70,000円 講義のみ 会員25,000円 会員外35,000円 「LC及びLC/MSの実務経験年数」: ○○ 年 希望書籍 : ご希望のものを1冊残して、ほかは削除してご送信ください。 「液クロ虎の巻シリーズ」: 「武の巻」「龍の巻」「虎の巻」「彪の巻」「犬の巻」 「液クロを上手につかうコツ」 「ちょっと詳しい液クロのコツ」:「前処理編」「分離編」「検出編」 参加費の送金額と月日(7月15日まで) : 連絡事項があればご記入ください。 申し込みルートアンケート(任意でご記入ください) この講習会を何で知りましたか(下記の中から該当するものを一つ残して他は削除してご送信ください。) 日本分析化学会の機関誌「ぶんせき」またはホームページ 日本化学会機関誌またはホームページ 日本分析化学会からのダイレクトメール 上司のすすめ その他 ---------------- 申し込み内容 ここまで -------------------------