第36回分析化学基礎実習
-微量分析実験技能実習コース-
自動化された機器分析が発達した現在、材料分析や環境分析において、容量分析やピペットなど化学用体積計を用いた湿式の微量化学分析の技能をもつ研究者・技術者は著しく減少しつつあります。しかしながら、湿式化学分析は、化学量論に基づく化学反応により簡便に分析値を提供するという点で重要な役割を果たしているのは今も変わりません。計測・解析が自動化された分析機器から得られる分析値が、どの程度正しいのか、また試料の測定条件を正しく整えられているかなどを最終的に判断できるのはやはり人であり、そのような機械任せにならない分析技術者になるためには、湿式の微量化学分析の基礎技能の習得・経験が欠かせません。
そこで日本分析化学会関東支部では実際に容量分析の技能を修得していただくことを目的として本講習を企画しました。また今後の国際的な分析試験所認定制度への対応も図れるように,本講習を受講して実技試験に合格した受講者には、日本分析化学会ならびに日本分析化学会関東支部から、実技試験に対応した分析分野に関して実務者レベルの修了証を発行します。本修了証書は,セミナー参加者の所属機関が試験所認定を受ける際に,基礎分析化学に関する技術的教育を受けたことの実績として認められます。
奮ってご参加ください。
主催 公益社団法人日本分析化学会関東支部
日時 2026年 1月29日(木)9時30分~18時00分 / 1月30日(金)9時30 分~17時00分
(修了証の受領には両日とも全日参加することが必要です。)
会場 東京理科大学 神楽坂キャンパス10号館1階1011教室(講義)ならびに2階(実験室)(〒162-8601 東京都新宿区神楽坂1-3 ,交通:JR/メトロ飯田橋駅(西口・神楽坂口より徒歩10分程度)。メトロ市ヶ谷駅(有楽町線・南北線・都営新宿線)市ヶ谷田町駅出口より徒歩7-8分程度)。
対象者 化学分析実務を担当している技術者で,実習後も化学分析を担当する予定の者。
目的 分析技能の向上と分析試験所認定へ向けての個人の技能の確認と技術の修得等の教育・訓練。
講習内容 天秤による秤量操作、ホールピペット、ビュレットなど化学用体積計の基本操作、キレート滴定の標準液の調製と標定及び飲料水の硬度(Ca2+, Mg2+)測定への応用、分析値の解析
募集定員 30 名程度。定員に達ししだい締め切ります。
受講料(税込) 日本分析化学会会員(含団体会員)45,000円,会員外 65,000円。テキスト代含む。
持参するもの 第2日目に測定する飲料水試料(市販品、水道水など500 mL程度。誤飲防止のため、飲用に適さないものは不可。)、白衣、防護用めがね、筆記用具。
判定 第2日目に実技試験を行い、その合格者には「環境水中の微量分析」に関する実務者レベルの修了証を日本分析化学会ならびに日本分析化学会関東支部から発行します。
講習内容
第1日目 1月29 日(木) 9:30~18:00
1. 挨拶 9:50~10:00(東京理科大学) 由井宏治
2. 容量分析の基本操作 10:00~11:30(日本大学) 四宮一総
3. 容量分析用標準液の調製 13:00~14:50(東京理科大学) 鈴木崇広
4. 容量分析用標準液の標定15:00~17:00(Yoshikawa Science Laboratory)吉川裕泰
第2日目1 月30日(金) 9:30~17:00
1. 飲料水の硬度測定 9:30~12:00 (Yoshikawa Science Laboratory)吉川裕泰
2. 技能試験用試料測定 13:00-15:00 (日本大学) 四宮一総
3.修了証授与・アンケートご記入 15:30~17:00(東京理科大学)由井宏治
※ 講義内容及び講師は予定です。
※ 講義に使用するテキストは 1月初旬にPDFで送付予定です。
受講申込方法 お申込みはこちらから(Google Form)
受講締め切り 2026年1月13日(火)
送金方法 受講申込をいただきますと,受領通知とともに請求書を送りますので指定口座に受講料をお振り込みください。振込手数料は貴方でご負担ください。なお,受講料の返金はいたしませんのであらかじめご了承ください。
問合先
講習内容に関する問い合わせ先 東京理科大学理学部化学科 由井宏治 yui@rs.tus.ac.jp
お申込みに関する問い合わせ先 日本分析化学関東支部 事務局 kanto@jsac.or.jp